インストラクター制度について
インストラクター制度について、下記のように定めています。
インストラクターをご希望の方は下記内容をよくご確認ください。
SSTTインストラクター認定要件規定(ver.12)
令和4年4月20日
外傷外科手術治療戦略コース(Surgical Strategy and Treatment for Trauma: SSTTコース)における認定インストラクターの認定要件は以下のとおりとする。
SSTT標準コースインストラクターは、外傷外科手術手技を指導する「サージカルインストラクター」と講義・ファシリテーターなどコース理念を担当する「インストラクター」の2つを設置し、本コースの質を維持できる能力を有するものであることを基本認定基準とし、以下の認定要件を満たすものとする。特に標準コースにおいては、その質を維持すべく、日常的に重症体幹部外傷の診療に従事していることをインストラクターの要件として重視する。
■医師インストラクター
「インストラクター」
SSTT標準コース医師インストラクター(以下、医師インストラクター)となろうとするものは、インストラクターコースを受講してインストラクターの認定を受けなければならない。インストラクターコースを受講するためには以下に示す受講要件を満たす必要がある。なお、インストラクターコースの受講料は、10,000円とする(うち3,000円の社員初年度年会費を含むものとする)。【インストラクターコース受講のための要件】
- ①SSTT標準コースプロバイダーであること
- ②一般社団法人SSTT運営協議会の社員であること(会費要)
- ③外傷専門医研修施設、もしくはそれに準じる施設で勤務し、日常的に重症体幹部外傷の診療に従事していること
- ④医師は、胸部および腹部AIS 3以上の体幹部外傷を1年間で20例以上診療していることを証明すること
- ⑤本コースにおける基本理念を理解し、本コースの講義・ファシリテーター・手術実習中の受講生指導(手術手技を除く)を行う能力と情熱を有する医師であること
「サージカルインストラクター」
サージカルインストラクターになろうとするものは以下の要件を満たし、申請書類をSSTT事務局へ提出しなければならない。インストラクター認定委員会が検討し、認められた場合、サージカルインストラクターとして認定される。【サージカルインストラクター認定要件】
以下の①~⑤のすべてを満たしたもの、もしくは、⑥に該当するものとする。
- ①SSTTインストラクターであること。
- ②日本外科学会専門医であること。
- ③医師インストラクターとして最低2回以上標準コースの指導をしていること。
- ④過去5年間に超急性期における体幹部外傷外科手術(頚部、胸部、腹部、骨盤領域)に20例以上従事(執刀、助手の有無を問わない)もしくは外傷手術に関し教育指導的立場で関与した経験を有するもの。
- ⑤2名以上のサージカルインストラクターの推薦を得ていること。
- ⑥上記①~⑤の要件を満たしていないが特別にSSTT運営協議会理事会が相当であると認め推薦したもの。
■看護師インストラクター
「インストラクター」
SSTT標準コース看護師インストラクター(以下、看護師インストラクター)となろうとするものは、インストラクターコースを受講してインストラクターの認定を受けなければならない。インストラクターコースを受講するためには以下に示す受講要件を満たす必要がある。なお、インストラクターコースの受講料は、5,000円とする(うち2,000円の社員初年度年会費を含むものとする)。【インストラクターコース受講のための要件】
- ①SSTT標準コースプロバイダーまたは厚生労働省外傷外科医養成事業SSTT標準コース参加者であること
- ②一般社団法人SSTT運営協議会の社員であること(会費要)
- ③本コースにおける基本理念を理解し、本コースの講義・ファシリテーター・手術実習中の受講生指導(手術手技を除く)を行う能力と情熱を有する看護師であること
SSTT座学1日コースインストラクター認定要件規定
令和4年4月20日
外傷外科手術治療戦略座学1日コース(Surgical Strategy and Treatment for Trauma: SSTT座学1日コース)における認定インストラクターの認定要件は以下のとおりとする。
SSTT座学1日コース(以後、座学コースと称す)インストラクターは、講義・ファシリテーターなどを担当する「座学コースインストラクター」であり、座学コースの質を維持できる能力を有するものであることを基本認定基準とし、以下の認定要件を満たすものとする。なお、座学コースインストラクターは、標準コースへのインストラクターとしての参加は出来ない(タスク参加は可能)。
「座学コースインストラクター」
SSTT座学1日コースインストラクター(以下、座学コースインストラクター)となろうとするものは、タスク登録を行い、プレインストラクターの資格を得る必要がある。以下に示すプレインストラクター要件を満たした後、プレインストラクターとして最低1回以上コースに参加し、認定インストラクターの評価を受けなければならない。その評価結果をインストラクター認定委員会が検討し、座学コースインストラクターとして認定される(下記評価基準により判断)。【タスクになるための要件】
- ①SSTT座学コースプロバイダーであること
- ②SSTT事務局へ連絡し、タスク登録希望の意思を伝えること
【プレインストラクターになるための要件】
- ①一般社団法人SSTT運営協議会の会員であること(会費要)
- ②SSTT事務局へ連絡し、プレインストラクター登録希望の意思を伝えること
- ③座学コースにおける基本理念を理解し、座学コースの講義・ファシリテーターを行う能力と情熱を有する医師または看護師であること
- ④標準コースもしくは座学コースプロバイダーであること
- ⑤SSTT座学コースを受講後、以下のコース参加を必要とする
- 1.SSTT標準コースを最低1回以上(1日目および2日目それぞれ1回以上)のタスク参加
- 2.SSTT座学1日コースで最低1回以上のタスク参加
【座学コースインストラクターの認定基準】プレインストラクターとしてSSTT座学コースに参加して以下の評価を受ける。
- ①ファシリテーション能力の評価。医師、看護師とも終日のテーブル進行を担当し、別紙評価基準により評価する。60点以上で合格とする。
- 1) 医師はdecision making等の講義(全体の進行)とテーブル進行を担当。
- 2) 看護師はdecision makingのテーブル進行を担当。
- ②知識の評価。標準コースポストテストを別室で受験。92点以上で合格とする(朝のオリエンテーション終了後を想定)。
- ①②をいずれも合格した者が、インストラクターとして認定される。
【暫定座学コースインストラクターについて】以下のインストラクターは暫定座学コースインストラクターとする。
- 既にweb座学1日コースインストラクターであるもの上記の暫定インストラクターは、座学1日コースに1回以上タスク参加をしたのちに「座学1日コースインストラクター」に認定する。
上記認定要件は、令和4年4月20日以降の認定に対して適応する。
SSTT web座学1日コースインストラクター認定要件規定
令和4年4月20日
外傷外科手術治療戦略web座学1日コース(Surgical Strategy and Treatment for Trauma: SSTT web座学1日コース)における認定インストラクターの認定要件は以下のとおりとする。
SSTT web座学1日コース(以後、web座学コースと称す)インストラクターは、講義・ファシリテーターなどを担当する「web座学コースインストラクター」であり、web座学コースの質を維持できる能力を有するものであることを基本認定基準とし、以下の認定要件を満たすものとする。なお、web座学コースインストラクターは、標準コース及び座学1日コースへのインストラクターとしての参加は出来ない(タスク参加は可能)。
「web座学コースインストラクター」
SSTT web座学1日コースインストラクター(以下、web座学コースインストラクター)となろうとするものは、タスク登録を行い、プレインストラクターの資格を得る必要がある。以下に示すプレインストラクター要件を満たした後、プレインストラクターとして最低1回以上コースに参加し、認定インストラクターの評価を受けなければならない。その評価結果をインストラクター認定委員会が検討し、web座学コースインストラクターとして認定される(下記評価基準により判断)。【タスクになるための要件】
- ①SSTT座学1日コースあるいはweb座学コースプロバイダーであること
- ②SSTT事務局へ連絡し、タスク登録希望の意思を伝えること
【プレインストラクターになるための要件】
- ①一般社団法人SSTT運営協議会の会員であること(会費要)
- ②SSTT事務局へ連絡し、プレインストラクター登録希望の意思を伝えること
- ③web座学コースにおける基本理念を理解し、web座学コースの講義・ファシリテーターを行う能力と情熱を有する医師または看護師であること
- ④標準コースもしくは座学コース(web座学も可)プロバイダーであること
- ⑤SSTT座学コースあるいはweb座学コース受講後、以下のコース参加を必要とする。
- 1.SSTT標準コースを最低1回以上(1日目および2日目それぞれ1回以上)のタスク参加
- 2.SSTT web座学1日コースで最低1回以上のタスク参加
【web座学コースインストラクターの認定基準】プレインストラクターとしてSSTT web座学コースに参加して以下の評価を受ける。
- ①ファシリテーション能力の評価。医師、看護師とも終日のテーブル進行を担当し、別紙評価基準により評価する。60点以上で合格とする。
- 1) 医師はdecision making等の講義(全体の進行)とテーブル進行を担当。
- 2) 看護師はdecision makingのテーブル進行を担当。
- ②知識の評価。標準コースポストテストを別室で受験。92点以上で合格とする(朝のオリエンテーション終了後を想定)。
- ①②をいずれも合格した者が、インストラクターとして認定される。
【暫定web座学インストラクターについて】以下のインストラクターは暫定web座学インストラクターとする。
- ①既に標準コースインストラクターであるもの
- ②既に座学1日コースインストラクターであるもの
- 上記の暫定インストラクターはweb座学1日コースに1回以上タスク参加をしたのちに「web座学1日コースインストラクター」に認定する。
上記認定要件は、令和4年4月20日以降の認定に対して適応する。
インストラクター更新規定
インストラクターの認定期間は3年間とし、継続を希望するものは更新をしなければならない。
認定有効期間は、インストラクター取得年を0年として、その翌年4月から起算し3年間を有効とする。
更新の用件は以下の通りとする。
コース1日の参加を1ポイントとして、以下の要件を満たすこととする。
- 3年間で3ポイントを必要とし、うち2ポイント以上はSSTT標準コースのインストラクター参加を必要とする。
【更新用件】(サージカルインストラクター)
- 3年間で最低1回以上手術実技指導(SSTT標準コース2日目)に参加することを必要とする。
【更新用件】(座学コースインストラクター)
- 3年間で3ポイントを必要とする。標準コースのタスク参加もカウント可能とするが、2ポイント以上は座学コースのインストラクター参加を必要とする。
【更新用件】(web座学コースインストラクター)
- 3年間で6ポイントを必要とする。標準コースのタスク参加もカウント可能とするが、4ポイント以上はweb座学コースのインストラクター参加を必要とする。
上記更新要件は、令和4年4月20日以降の認定に対して適応する。
名誉インストラクター認定要件
【名誉インストラクター認定要件】
- ①外傷専門医研修施設のセンター長、あるいは教授
- ②日本外傷学会、あるいは日本Acute Care Surgery学会の理事
- ③①②に準ずる要件を満たしていないが特別に一般社団法人SSTT運営協議会理事会が相当であると認め推薦したもの。
平成24年07月01日 改訂
平成27年03月01日 改訂
平成27年05月31日 改訂
平成28年10月01日 改訂
平成29年01月01日 改訂
平成31年02月09日 改訂
令和元年07月14日 改訂
令和元年07月27日 改訂
令和2年06月26日 改訂
令和3年06月23日 改訂
令和4年04月20日 改訂